自宅サーバ 運用について ---- 自己紹介 ・名前:アベヒロキ (hATrayflood) ・職業:会社員? ・URL:
・住所:長野市 地元:東部町 ---- 自己紹介 ・名前:アベヒロキ (hATrayflood) ・職業:Now Neeting ... ・URL:
・住所:長野市 地元:東部町 ----
表
イラストサイト ----
裏
中の人(=オレ)の日記と物置 ---- 保有ドメイン ・rayflood.org ・rayflood.info ・rayflood.net ・rayflood.jp ・rayflood.com ※.org以外は.orgにリダイレクト ---- 履歴
2004/06
.orgドメイン取得 運営準備開始
2004/10
イラストサイト開始
2007/01
一時的にイラストサイト更新終了
2007/02
サーバマシン切換 中の人の日記開始
2008/04
.net .com .info .jpドメイン取得
2008/06
サーバマシン切換 中の人の物置開始
2008/07
イラストサイト更新再開
2009/05
サーバマシン切換 現在に至る
---- 歴代サーバマシン
初代
2004/06
EPSON DIRECT AT-800C
Celeron 1.1GHz メモリ128MB HDD20GB
Vine Linux 2.5
2代目
2007/02
IO DATA GigaLANDISK HDL-GX160R
ARM系 400MHz メモリ128MB HDD160GB
中身はDebian 3.1
3代目
2008/06
Panasonic Let'snote CF-W5K
Core Solo 1.06GHz メモリ1GB HDD120GB
Ubuntu 8.04 LTS
4代目
2009/05
自作機2台 詳細は後述
----
放置時代
初代サーバマシン 格安デスクトップPC ・初めて自分で買ったPC。2002年の夏ごろ。 ・その後、Let'snote買ったので、サーバに転向。 ・OSはVine-2.5。アプリは自分でmakeしてた。 ・しかし、更新がままならず、やがて放置プレイ。 ----
縮退時代
2代目サーバマシン GigaLANDISK ・長野に越してから構築したマシン。 ・もともとの用途は家庭用ファイルサーバ。 ・がんばればサーバに転用できるとの情報あり。 ・中身はdebian。しかし、CPUが貧弱すぎた。 ----
仮置時代
3代目サーバマシン Let'snote CF-W5K ・GigaLANDISKの遅さに耐えかねて構築。 ・しかし、まともなサーバを作るまでのつなぎ。 ・OSはUbuntu-8.04。アプリは全部aptで。 ・Core Soloでも速度はまずまず。 ----
本気時代
4代目サーバマシン 自作機2台 ・初めて最初からサーバ用に用意したマシン。 ・とにかく省エネ省スペースを目指した。 ・ブッ壊れたときの対処を想定したのも初めて。 ・さすがCore 2 Duo速い。 ---- ハードウェア構成
用途
サーバ1
サーバ2
マザーボード
Acer MP-45D
Jetway NF94-270-LF
CPU
Core 2 Duo P8600 2.4GHz
Atom N270 1.66GHz
メモリ
DDR2 667 2GB x2
DDR2 533 2GB
HDD
2.5' 320GB 7200rpm
2.5' 160GB 5400rpm
2.5' 500GB 5400rpm
LAN
1GBbps
1GBbps
OS
Ubuntu 8.04 LTS x86_64
Ubuntu 8.04 LTS i386
消費電力
19W (実測)
22W (実測)
温度 CPU/HDD
24℃/40℃
不明(熱くはない)/32℃
---- アプリケーション構成
プロトコル
外部
アプリケーション
サーバ1
サーバ2
http
○
apache-2.2
メイン
待機
dns
○
bind-9.4
外部用
内部用
smtp
○
postfix-2.5
待機
メイン
pop/imap
dovecot
待機
メイン
ssh
openssh-4.7
メンテ/rsync用
メンテ/rsync用
smb/cifs
samba-3
コンテンツ更新用
バックアップ用
vpn
○
openvpn-2.1
待機
メイン
irc
○
icrd-2.10
待機
メイン
外部との通信は全てルータのNAPT経由で接続。 ---- パーティション構成
サーバ1
サイズ
フォーマット
マウント
サーバ2
サイズ
フォーマット
マウント
sda1
15.8GB
ext3
/
sda1
15.8GB
ext3
/
sda2
1.9GB
swap
sda2
0.98GB
swap
sda3
275.9GB
ext3
/var
sda3
130.0GB
ext3
/var
sdb1
462.1GB
ext3
/var/rayflood
・/varを分ける以外は細工しない。 ・LVMやRAIDは複雑なので使わない。復旧時の作業が面倒。 ・物理メモリサイズを考えると、swapも本当は要らない。 ・半端な数値は、インストール時のGB単位が 1024割りではなく1000割り表示だったから。 ----
----
---- 諸費用
項目
初期
年額
光回線
\2,100
\4,400 x 12ヶ月 = \52,800
プロバイダ
\0
\2,100 x 12ヶ月 = \25,200
固定IP
\3,150
\2,625 x 12ヶ月 = \31,500
ドメイン
\0
\3,950(gTLD) x 4ドメイン + \4,500(.jp) = \20,300
サーバ1
\97,152
電気代(ここでは考慮しない)
サーバ2
\37,940
電気代(ここでは考慮しない)
その他
\35,000
\0 初期費用は、ラック\10,000、UPS\5,000、
ルータ\14,000、ワットチェッカー\6,000
合計
\175,342
\129,800 月額\10,816
---- ハードウェア選定基準 ・とにかく省電力であること。 →普通のデスクトップPCは不可。 ・とにかく低発熱であること。 →普通のAtomは爆熱なので不可。 ---- 省電力 ・アパートゆえの電源容量 低発熱 ・夏場を乗り切るため ---- 省電力について: 冬に暖房つけてテレビつけて 電気ポッドでお湯沸かしたりすると ブレーカ落ちる。
(実話)
電子レンジや掃除機でも同様。 ---- 家電機器の消費電力
ネットワーク機器
5~10W
電気ポッド
730W
サーバ、ノートPC
20~40W
電子レンジ
1000W
自作デスクトップPC
130W
エアコン(暖房)
400W?
プラズマTV
240W
掃除機
100W
ワットチェッカーで測定。PCは意外と省電力。 他の家電製品のほうが結構ヤバイ。 ---- UPS導入のきっかけは時折ある 瞬電対策だが、ブレーカ落ちた ときにも大いに効果あり。
(実話)
---- 低発熱について: 部屋が南向き西側。夏は結構暑い。 午後の熱い直射日光がツライ。
(実話)
幸い、乗り切れなかった夏はない。
(実話)
---- 小さいマシンは高価な傾向にあるが 設置環境がマシン的に優しくない場合は 多少高くついても
対応できる
と思う。 ---- OS選定基準 ・UnixライクOS →コマンドで全てが操作可能である。 →リモート操作、自動運転が可能である。 ・アプリのパッケージ管理ができること。 →セキュリティアップデートが簡単確実。 ---- OS選定基準 ・メジャーなOSであること。 →ノウハウの積み重ねが多いこと。 ・インストール・設定が簡単なこと。 →再構築時の時間ロスを減らしたい。 ---- 以上の基準から、Ubuntuに決定。 しかもUbuntuには、
LTS
(Long Term Support)
と呼ばれる サーバ運用前提みたいなバージョンがある。 5年間はアップデートを提供。 ---- 現在の最新のLTSは2008/04に出た Ubuntu 8.04 LTSだが、開発元では 2年ごとにLTSを出す計画で、 今月末の10.04もLTSとしてリリース。 rayfloodサーバもアップグレード予定。 ---- 日常の運用作業 ・コンテンツ更新 Windowsのワークグループ内に サーバが見えるので、直接 共有フォルダにファイルを置くだけ。 その場で開いて上書き保存でもOK。 ---- 日常の運用作業 ・パッケージアップデートの実行 チェックはcronで自動実行。 アップデートがある場合はメール飛ぶ。 カーネルアップデート時は要再起動。 ---- cron設定
毎時
メール転送(サーバ1→サーバ2)
毎日
アップデートチェック
設定(/etc)バックアップ
コンテンツバックアップ(サーバ1→サーバ2)
毎週
コンテンツアーカイブ(サーバ2)
毎月
httpログローテーション
---- トラブル時の対応 ・片方が死んだ。 →全てのサービスをもう片方に集中させ 死んだ方は電源断後、HDDをバックアップし 原因究明。必要に応じて再インストール。 復帰後はサービスの分担を戻す。 ---- トラブル時の対応 ・両方が死んだ。 →仕方ない。サイト一時的に閉鎖。 バックアップ後原因究明し、復帰へ。 今のところ、トラブル発生はない。 ---- 稼動Webアプリ
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php(cgiモード) + fcgid
スクリプトは全部fcgidで高速化。 ---- まとめ ・金と手間はかかる。 ・知ってる人には楽しい。 ・ドメインは財産。