ショーシャンクの空に を観ました
あわあわ やばいこんな良い映画だったなんて…!!
きっかけはもちろんミスチルの『one two three』なんですが(またかよ)
ああぁぁこれもう明日で返却しなきゃいけないなんて…か、買おうかな…;
『希望はすばらしいものだ。それは絶対に滅びない』
『心の豊かさを失ってはだめだ』
『人の心は石じゃない。人の心には、誰にも決して触れられない、奪われないものがある。』
こんな陳腐なせりふ、今時の映画や漫画には出てこない。出そうと思わないよね。
でも、どんな不運にあっても、絶望的で苦痛の日々の中にあっても、主人公は当たり前のようにこんなせりふを言う。
彼が刑務所内放送で勝手にレコードを流して、曲名もわからないのに全員が聴き入ってるシーンすごく良かった。
ラストのレッドの笑顔に泣いた。太平洋が青くて広くて良かったね。
ストーリーとか構成も秀逸。
悪事で捕まって『更生』するためにこの地獄で生きなきゃいけない服役囚と、
囚人たちを都合よく利用し、自分の悪事の隠蔽や自己満足の『刑罰』を施す刑務所、
本当よくここまで描けるな、というくらい生き方が対称的で、
どちらが正しいのか甚だ疑問を持たずにはいられない。
それをさらに逆手に取った主人公はまさしく天才だよね。
映画ファンの踏み絵的存在…たしかに!
私は映画はどちらかというとそんなに詳しくないしたくさんは観てないほうですが、
もしまだ観てない人がいたら個人的「これ観て!良いから!」の洋画部門ベスト3には挙がりそうです。
のこりふたつは『レオン』と『ターミネーター2』でw
つかこのふたつは中古屋にはもう無い…もういっそ新品で買うか。